こどもDoまんなかひろば「音楽を作る機械の大冒険!」ワークショップ開催レポート
9月13日にさざなみタウンの小学生向けイベント「こどもDoまんなかひろば」にて先月に引き続きワークショップを担当させていただきました。
募集開始当日に満席となり、当日は10名の小学生の皆さんと高校生バンド「狂音HarmoNiKs.」のメンバーの協力のもと、音楽機材の配線について学ぶワークショップを行いました。


子どもたちの意欲に驚かされた一日
今回のワークショップでは、参加者の皆さんが我を競うようにケーブルを探し、積極的に配線に取り組む姿が印象的でした。「これとこれを繋いだら音が出るんじゃない?」「この色のケーブルはどこに挿すの?」といった威勢のいい声が室内に響き、想像以上に盛況ぶりに私自身も驚きを感じずにいられませんでした。
狂音HarmoNiKs.のメンバーも、年の近いお兄さんとして優しく指導してくれ、前回に引き続き子どもたちにとって安心して挑戦できる環境を作ってくれました。


アンケートから見える課題と想い
一方で、アンケートでは「小学生には難しすぎた」というご意見もいただきました。これは事前に想定した点でもあり、真摯に受け止めるべき反省点だと思っています。
ただ、今回扱った音楽機材の配線は、そもそも専門的な内容であり、学校では教えてくれない分野です。だからこそ、いつ誰がやっても「難しい」というのも事実です。
私は、安全面に十分配慮した上で、「小学生だからこのくらいのレベルでいいだろう」という線引きはしたくないと考えています。前回のワークショップでは、私の予想を遥かに超えるクオリティの楽曲を子どもたちが作り上げてくれました。その時感じたのは、大人が思う以上に、子どもたちには無限の創造性と可能性があるということです。
もちろん、全ての子どもが同じペースで理解できるわけではありません。それぞれの興味や理解度に合わせたアプローチの工夫は、今後も続けていく必要があります。しかし、「難しいから簡単にする」のではなく、「難しいことを楽しく学べる方法を一緒に見つける」ことを大切にしていきたいと思っています。
子どもたちの可能性
今回参加してくれた皆さん、そして保護者の皆様、ありがとうございました。子どもたちの「やってみたい!」という気持ちと、それを支える周囲の大人たちの協力があってこそ、こうしたワークショップが成り立っています。
これからも、子どもたちの無限の可能性を信じて、音楽の楽しさを伝える活動を続けていきます。


関連リンク
8月のこどもDoまんなかひろばでのワークショップ実施記事です。

当日イベントをサポートしてくれた高校生バンド「狂音HarmoNiKs.」のInstagramのページです。
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こちらもチェックしてもらえると幸いです。