2023年は行政書士の開業費用のため、ハードウェアの機材はほとんど増やすことができませんでした。
2024年に入っても機材自体は極力抑え、代わりに棚を増設したり観葉植物を配置したりと、空間のレイアウトを少しずつ整えています。
徐々に作業部屋としての雰囲気が増してきており、京都時代には叶わなかった音楽制作の環境が、ようやく実現できつつあることに深い充実感を覚えます。
しかし、これは通過点に過ぎないとも感じています。
個人の創作活動の場としての機能を超えて、この環境を地域の音楽活動の支援や、若い音楽家の方々の制作スペースとしても活用できないだろうかと考えています。
行政書士として得た知識や経験と、音楽制作の経験を組み合わせることで、地域の文化振興に貢献できる可能性を模索していきたいとも思っています。
夢は、叶えた後にこそ新たな可能性が見えてくるものだと実感しています。
日々の小さな努力の積み重ねが、予想もしなかった形で実を結ぶことがある。
そう信じて、これからも一歩ずつ、着実に前進していきたいと考えています。