2015年当時の京都での音楽部屋の写真が出てきました。
TR-8とTB-3ってそんな前からあったんだなと今になって思います。
6畳一間で音楽部屋と寝室を兼ねていた空間は、正直なところ手狭でした。
機材を置けばベッドスペースが圧迫され、決して機能的とは言えない窮屈な暮らしだったはずです。
それでも、給料の一部を切り詰めては憧れの機材を一つずつ買い足していった日々は、今思えば充実した時間でした。
その数年前は、生活費を捻出するのに精一杯で、趣味どころではない日々を送っていたことを思えば、なおさらです。
大して使いこなせないまま手放してしまった機材もあり、今になって「あの機材があれば」と後悔することもあります。
ですが、この時期は、自分にとってハードウェアでなければ表現できない音と、PCのソフトウェアを使った方が便利であるという見極めができるようになっていった、大切な転換点だったのかもしれません。
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