売って後悔した機材

かつてのTwitterなどでもたびたび発言したり、以下の記事でも触れているのですが、KORG EMX-1とESX-1を手放してしまったことが機材回りに関しては最大の悔いになります。

なぜ売ってしまったのかというと、Roland MC-707を買おうとした時に「この1台でEMX-1(シンセ)とESX-1(サンプラー)を兼ねるからいいか」と思ったのと、当時は機材部屋も狭かったので置き場所を確保できなくなるという理由でした。
ですが「そもそもエフェクトや出音が全く違う」ことと、使ってないのを売るならともかく「バリバリに使ってた」のに手放してしまったということで、MC-707自体は気に入っていますが、そもそも比較するような機材ではなかったということに後から気づきました。

EMXとESXは真空管が搭載されているのですが、それがだんだん経年劣化していくことによる音の粗さが他の機材では再現しづらいこと、またそのローファイさも相まって個人的にビットクラッシャーのエフェクトの掛かり方が一番好きだったというのもあります。

EMXもESXも発売から既に20年以上経過しているので、たまに出品されていることがあっても全くの完動品というのは少なく、コンディションの高いものは高騰の一途をたどるのみです。
自分で使い倒して壊れたのなら悔いはないのですが、全然使える状態で売ってしまったというのが良くなかったのです。
自分の性格的に、昔のことをあまり後悔したりする性格ではないのですが、これだけは痛恨の極みと言えます・・・

今でも(高騰していますが)お金さえ出せば買えるとは言え、満足に動かないというのはどうしてもストレスになってしまいます。
そこで買い戻すという手段についても諦めることにしました。

最終的な教訓としては、「機材を買うなら二度と売らないつもりで買う」に尽きるのかなと思います。

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