Adam Szabo Viperとは
access 「Virus TI」のシンセをエミュレートした「Viper」はエッジの立った音がトランスやハードコアなどのジャンルに相性が良く、自分の環境でもメインで使用しているシンセの1つです。
購入後のダウンロードやアップデートについて
Adam SzaboさんのページでViperを購入すると、以下のようなファイルへのダウンロードリンクやシリアルナンバーが記載されたメールが届きます。
このメールはバックアップも含めて必ず残しておいてください。
Viperは2024年現在もバージョンアップが行われており、バグフィックスやプリセットの追加などが反映されます。
バージョンアップメールは以下のような文面ですが、緑色の字で「バージョンアップをするにはViperを注文した時に来たメール(上の画像)のダウンロードリンクをもう一度クリックしてください」と書かれています。
ダウンロードに失敗する現象
ところがいつからか、Viperのリンクを何回クリックしても途中でダウンロードが失敗する現象が発生しました。
以下の画面はGoogle Chromeのものですが、Microsoft Edgeで開いても問題は解決しませんでした。
ダウンローダー「Invine」のインストール
原因は不明なのですが、以下のダウンローダーを経由することで問題なくダウンロードすることができました。
「窓の杜」より「Invine」をダウンロードし、インストールします。
※Invineの最終更新日が2008年で、対応OSがWindowsXPまでとなっていますが、Windows11 バージョン23H2現在で動作を確認しました(ただし実行は自己責任でお願いします)。
Invineの設定でViperのダウンロードURLを登録し、実行することで問題なくダウンロードすることができました。
ダウンローダーとは
ダウンローダーとは、現在のようにインターネットの速度が出なかった時代、サイズの大きいファイルを一度でダウンロードしきれなかったとしても、登録をしておけば途中からダウンロードを再開できるというソフトでした。
私もADSLより前の時代(ダイヤルアップ回線)に、友人が配信していたネットラジオをダウンロードするために使っていたことがありますが、もう20年近くも前のことで、当時の記憶が蘇ってきました。
余談
Adam Szaboさんは他にもRoland JP-8000をエミュレートした「JP6K」というソフトもリリースされていて、こちらもおすすめです。
ViperとJP6Kに共通する最大の欠点は、「使っていると元のハードシンセが欲しくなる」のですが、どちらも生産終了からかなりの期間が経っており、値段も高騰しているため簡単には手を出せないというジレンマが発生するということです。