祝日開催!最年少参加者も迎えた『キッズワークショップ vol.10』
2月11日のモル×ラボ『キッズワークショップ vol.10』では、祝日の開催で寒さも少し和らいできたということもあり、たくさんの方にご来場いただきました。
この機材は音も機能も最高にクールですが、マニュアルがかなりの「経験者向け」で、一見して誰もが簡単に使いこなせるようなものではありませんでした。

そこで力を借りたのが、Google AIツールのNotebookLMでした。マニュアルをまるごと読み込ませて、「小学生に教えるならどこから話すべき?」と相談してみました。
すると、知りたい情報がピンポイントで返ってきて、今までは膨大な時間がかかっていた準備が、驚くほどスムーズに進みました。
電子楽器が教えてくれた「誰でも表現者になれる」という可能性
今回、これまでで最年少となるお子さんが参加してくれました。小さな手が夢中で機材を動かす姿、そして何よりその集中力に、電子楽器の持つ無限の可能性を改めて教えてもらった気がします。
私はいつも、「電子楽器とは、”その操作方法を知っているか知らないか”なので、意外とハードルがありそうで、誰でも表現者になれる」と伝えています。
小さな子どもでも、「ボタンを押せば音が鳴る」「つまみを回せば音色が変わる」というダイレクトな楽しさを通じて、立派に音楽を「演奏」できるのです。
言葉でのコミュニケーションはまだ難しくても、音楽によって心は通じ合える。真剣な表情や、次にどのボタンを押そうかワクワクしているサインを読み取りながら、その子の感性に寄り添う時間は、私にとって感無量の体験でした。


子どもの直感が生み出した、理屈抜きのカッコよさ
一番驚かされたのは、その子がCydrumsでレコーディングしたリズムが、理屈抜きでめちゃくちゃカッコよかったことです。 しかも、現時点では私自身も「どうやってそうなったのか」を完全には理解できていません。あまりの衝撃に、思わずそのパターンを即座に保存してしまいました。
AIは膨大なデータから最適解を導き出せますが、子どもの直感が生み出す予測不可能な創造性は、データやアルゴリズムでは再現できません。それは理論ではなく、感性から生まれるものだからです。
私は「教える側」としてそこにいましたが、同時に子どもたちの自由な感性から多くのことを学ばせてもらいました。この双方向のやり取りこそが、私が目指している「本当の意味での世代を超えた交流」なのだと確信しています。


AIと人間、それぞれの役割
今日の体験を振り返ると、AIと人間、それぞれの得意なことがはっきりと見えてきました。

AIが知識や準備を効率化してくれるこれからの時代、音楽教育の主役は、その先にある「人と人との繋がり」や「心の動く瞬間」になっていくはずです。
参加してくださった皆様、温かいメッセージをくださった保護者の方々に、心より感謝申し上げます。