南郷里ふれあいフェスティバル2024 boundless synthesis in Nangouri/Nagahama

10月25日から27日にかけて、南郷里まちづくりセンターにて「南郷里ふれあいフェスティバル2024」が開催されました。
最終日には、私が企画したシンセサイザーライブ「boundless synthesis in Nangouri/Nagahama」を、屋外特設ステージにて開催することができました。

昨年、同じ時期にフェスの設営スタッフとして会場を行き交う数百人の来場者の賑わいを目にし、「この場所でライブを開催したい」という思いが湧き上がりました。

このイベントは特に子どもの参加者も多く、音楽を通じて新しい体験を提供できるのではないかと感じ、今年の3月頃からは具体的な計画へと動き出していきました。

私自身はコロナ禍を経て5年ぶりとなるライブになります。
ゲストとしてお呼びしたメンバーは京都・大阪を中心に活動する、Takashi Suzukiさん、Cube(K5)さん、DRUM’N’BASS.LUさんの3名は、当初から今回のライブを成功させるために絶対にお声がけしたいと思っていました。それぞれのパフォーマンスやジャンルが被らず、かつクオリティに関しても申し分のないメンバーです。

地域協議会やフェス実行委員会の方々からのご協力、お声掛けを頂き、6月にフェスの日程が正式に決定しました。
その後、多忙な中でスケジュールを合わせてくださったメンバーの皆様、細部にわたる準備に協力してくださった実行委員の方々、さざなみタウンの音楽室での機材セッティングを手伝ってくださった音楽仲間など、多くの方々の支えがあってこそ、このイベントは実現できました。

初めての野外ライブだったので、直前まで天候を心配していましたが、幸いにもライブ終了まで天気は持ちこたえました。
当日の夜中に激しい雨が降り出したことを考えると、本当にギリギリのタイミングでした。

オープニングアクトは南郷里在住の和太鼓奏者、藤井丈瑠さんによる演奏のあと、その演奏をサンプリングし、シームレスにライブに入っていったTakashi Suzukiさんの構成は、まさに自分たちのライブの特色を出すことができました。

電子音楽の響きやパフォーマンスに興味深そうに見入る子どもたちの姿を見られたことは、このイベントを開催した大きな意義でありゴールの1つと言えました。

また、このイベントをきっかけに京都や大阪から長浜に足を運び、黒壁スクエアなどの観光を楽しんでくださった方々もいらっしゃいました。
今後も、音楽を通じて長浜の魅力を少しでも伝え、地域の活性化に微力ながら貢献していきたいと考えています。

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